しまりすをモチーフにした固形の奈良墨です。
香りを楽しむ墨で、お部屋やバッグにしのばせて、いつでも香りを楽しめます。もちろん磨って書を楽しむこともできます。
奈良墨の歴史は古く、約1,300年前の天平時代から作られています。
今回「しまりす香り墨」の制作を依頼した錦光園は、江戸時代から代々墨職人の家系で、奈良でも由緒ある墨工房の「古梅園」の職長をされていた4代目長野亀吉さんが明治時代に独立創業された墨工房で、創業150年の歴史があります。
この墨の魅力はなんといっても「香り」。香りは、薔薇(ばら)の香料を使用。華やかでフレッシュな王道の花の香りです。
今回オリジナルの墨制作にあたり、3Dプリンターを使った植物プラスチックのクッキー型を作られている「meets cookie」さんにクッキー型を作っていただき、錦光園さんにお渡しして墨を制作していただきました。
錦光園の七代目・長野さんによると、クッキー型で作った固形墨ははじめてとのこと。
その錦光園での「しまりす香り墨」の制作のようすを、「しまりす香り墨ができるまで」の記事にまとめましたので、ぜひご覧ください。
https://shimarisudo.official.ec/blog/2022/06/23/221529
サイズ:(墨)縦4.5×横4×厚さ0.7 cm、(箱)縦5.6×横5.6×厚さ3.3 cm
材質:(墨)油煙、膠、香料、(箱)紙